Glass pole
機能ガラス設計コンペ95'  佳作  主催 機能ガラス普及推進協議会
このポールの中部は細長い二枚の強化ガラスで出来ている。
ガラスは,昼は透過性によりその存在を消し,上部の円筒を浮遊させる。この円筒は公園の木々の中や街中で目印となり,人を導く。
夜は内部反射によりその姿を現し周囲を照らす。また,ガラスの長さを変えることにより光の密度を調節する。ベンチのある所や通りの合流地点など,光の必要な所はガラス部分を短くすることでより明るくなる。
支持なしで自立することができるという,強化ガラスの特徴を活かしたこのポールは,街や公園にリズムを与えることになるだろう。